
メルカリでの副業で「送料」は大きなコスト要因です。利益をきちんと残すためには、送料を考慮した価格設定が不可欠。本記事では、送料を商品価格にどう組み込むべきか、実践的な考え方とテクニックを紹介します。
第1章:送料を無視した価格設定は損をする!
たとえば、500円で出品した商品が売れても、送料210円+販売手数料(10%)50円で、実際の利益は240円以下になってしまいます。
副業として成立させるには「想定利益」から逆算して価格を決めるのが鉄則です。
第2章:送料込みにする?着払いにする?
【送料込みのメリット】
- 検索結果で有利(購入者が「送料込み」で絞り込み検索することが多い)
- 購入者の心理的ハードルが下がる
【着払いのメリット】
- 出品者の負担が減る
- 重量のある商品や遠方への発送時に有利
おすすめ:基本は「送料込み」で価格に組み込む。特殊なケースのみ着払いを検討
第3章:送料を考慮した価格設定の計算式
想定売価 =(仕入原価+送料+梱包資材代)÷(1 – 販売手数料率)+ 利益
たとえば、仕入れ200円・送料175円・資材代20円・利益100円を得たい場合:
(200 + 175 + 20)÷(1 – 0.1)+ 100 = 約583円
→ 出品価格:600円以上に設定
第4章:価格帯ごとの送料反映のコツ
商品価格帯 | 推奨対応 | 理由 |
〜500円 | 送料・手数料が重く利益が出にくい → セット売りやまとめ売りで単価UP | |
501〜999円 | 送料込みでも工夫次第で利益化可能 → 配送方法を厳選(ゆうパケット・ネコポスなど) | |
1,000円〜 | 比較的利益を出しやすい → 送料は利益の10〜15%以内に抑えるのが目安 |
第5章:価格変更のタイミングと注意点
- 送料の値上げが発表された時点で即見直し
- 売れ筋商品は価格をテストしながら最適解を探る
- コメント欄や「いいね」数を見ながら徐々に価格調整もあり
まとめ:送料はコストであり、武器にもなる!
「送料を吸収する」から「送料を戦略的に組み込む」へ。
利益を削られがちな送料ですが、しっかりと価格に組み込むことで、副業としての収益性は大きく改善します。
次回は、**「リピーターを増やす購入後の対応」**をテーマに解説予定です!
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